【FPGA】WSL2+Ubuntu22.04上でVivadoを動かす -環境構築-

またFPGAを触りたいなーということで環境構築から

目次

動作環境

  • Windows 11
  • WSL 2 + Ubuntu 22.04
  • Vivado 2022.2

Xサーバ(VcXsrv)のインストールと起動

この辺のサイトからインストーラをダウンロード。

OptionやFolderの項目はデフォルトのままで大丈夫。インストールが終了したら,X Launchを起動して,以下のように設定。

 

最後に,「Save Configration」を押し,「config.xlaunch」ファイルを出力。出力した設定ファイルは,Win+Rで「shell:startup」と打つと開くディレクトリに保存。

Ubuntuを立ち上げ以下のコマンドを打つ。

$ sudo yum install xorg-x11-apps

PCを再起動し,Ubuntuを立ち上げ以下のコマンドを打つ。

$ xeyes &

下のような時計が出れば成功。

Vivadoのインストール

今回はVivado 2022.2をインストール。

まず,Xilinx社のVivadoのインストールページからLinux用自己解凍型ウェブインストーラをダウンロード。アカウント未登録の場合はここで登録しておく。次に,Ubuntuで以下のコマンドを打ち,インストーラを/tools/Xilinxに配置。

$ sudo mkdir /tools
$ sudo mkdir /tools/Xilinx

配置したインストーラを実行。ライセンス認証の画面では,登録したアカウントの情報を入力。インストールするツールを選択する画面では,デフォルトの「Vitis」を選択したままで大丈夫。デバイスは開発するFPGAなど必要最低限だけ選択。

インストールが終了したら,~/.bashrcに以下のコマンドを書いておく。

source /tools/Xilinx/Vitis/2022.2/settings64.sh
source /tools/Xilinx/Vitis_HLS/2022.2/settings64.sh
source /tools/Xilinx/Vivado/2022.2/settings64.sh

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